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物語文で必要な、気持ちや感情の変化を読み取る力を身に付けたい

こんにちは。タマオです。

国語物語文の読解問題では、登場人物たちが「どんな気持ちのだったか」や、出来事によって「どんな気持ちになったか」などの、気持ちや感情の変化を読みとれる感覚が必要ですよね。

この力って、受験勉強対策として問題集を繰り返しやっていれば簡単に身につくというようなものではない気がします。

「多くの人との関わり合いのある生活」が日常にあるならば、自然とこの感覚が養われ、肌で感じとれるようになるんだと思いますが、昔と比べ現代ではIT化も進んで、人との関わりも少なくなりました。

さらに中学受験生は勉強で忙しく、多くの人と触れ合うコミュニケーションの場も減ってしまいがち。

だから、本来そこで起こりうる「様々な事柄や出来事」も経験する場面も少なくなり、その中で感じるであろう「気持ちや感情の変化」を実感する機会もあまり多くないと思います。

人との関わり合いの中で、相手がどう感じ自分はどう感じたのか、自分自身がそういった経験を積むことのできる場があれば、それこそ最高の勉強ですよね。

でもこれは、疑似体験でも養っていけるのではないかと思います。

その代表的なものが、やはり物語文・小説の読書でしょうか。

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受験国語の読解対策として、初めから読書をさせても感情や気持ちの変化にピンとこない?


しかし、『人との関わり合いの中での気持ちや感情の変化を様々な実体験として経験していない小学生』が読書をしたところで、主人公の気持ちや感情の変化を明察できるものでしょうか?

例えば、「うしろめたい気持ち」ひとつについても、似た体験をしたことのない小学生であれば、小説内に出てくる言葉だけで、「うしろめたい気持ち」のゲシュタルトを構築するのは難しいと思うのです。

そんな風に考えると、登場人物たちの様子や仕草や態度や表情などが見える映画・ドラマのような動画で、まずその感覚を養うようにすると良いのではないでしょか。

【気持ちを読み取る力】を養うための、おすすめの動画


近年のアニメやドラマや映画でも良いものはあるのかもしれませんが、ある程度古い作品の方が人と人との関わり合い方に人間味の溢れている作品も多く、【気持ちを読み取る力】を養う目的を考えても、そちらの方がおすすめであるとも思います(私が最近の作品を知らない、ということもあります)。

そんな中でオススメのものを2つほど紹介いたします。

まずひとつめは、【裸の大将(芦屋雁之助バージョン)】

これは、山下清画伯が放浪の旅すがら、訪れた土地土地にてしばらくの滞在期間中、様々な事件や出来事に巻き込まれてストーリーが展開していく、短編小説のような物語。

共に過ごす事になる登場人物や家族の事情が、その回その回で、それぞれ実に様々なパターンがあるんですね。

例えば・・・・・

「代々受け継がれてきた旅館を博打で借金まみれにしてしまい、妻と娘を残して出ていってしまったダメなせがれを許せないけれど、本当は愛しているし更生してほしいと願っている父親」

「そんな男でもゆるして支えてきた心やさしい妻」

「そして、おじいちゃんが絶対に許さん、と言ってもお父さんが本当に大好きだから早く家に戻ってきてほしいと願う、幼い頃からお父さんっ子の小学生の娘」

懐かしいお父さんが戻ってきた場面での女の子の行動と表情。ダメな息子がほったらかしで出ていった家に帰ってきたときに見せた親父の行動と態度。

こういったところを見て感じながら、家族との物語が展開していき、約1時間程度でひとつの話が完結します。

・・・・・

こんな中学受験問題の物語文で出てきそうなストーリーで展開してくれるドラマって、最近のテレビではほとんど見ることができないのではないでしょうか。

ドラマ中に娘が複雑な気持ちを抱えた表情を見せていると、軽い言語障害・知的障害を持っている山下清画伯が、「ほ、ほ、本当は緑ちゃんは、お、お、お父さんに、か、帰ってきてもらいたいんだな。」などと、言葉に出していない気持ちを代弁してくれたりします。

こういったものが表情や態度なども含めて(清画伯による≪気持ちの解説≫付き!)映像で観れるので、受験生の【気持ちを読み取る力】を養うのにもってこいな、非常に勉強になる作品だと感じます。

昔のドラマは、こういった良い作品が他にもたくさんあるのかもしれません。




もう一つは、アニメ【トムソーヤの冒険】です。

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この作品で私が良いと感じるポイントは、日常的な日々の生活を描いた物語でありながら、主人公のトムが冒険好きゆえに様々な事件が起き、それに伴って登場人物たちの気持ちや感情が様々な変化を起こすというところ。

また、物語の合間合間でトムのナレーションが入るのですが、これが秀逸だと感じます。そのときそのときの自分の気持ちや登場人物の気持ちなどをわかりやすく解説してくれるんですね。

世界名作劇場のアニメシリーズは、他の作品も、良いものが揃っていると思います。

小さい頃に見る機会がなかった方は、息抜きのアニメとして使われるのも良い方法かもしれません。




他にもきっと、中学受験生が【気持ちを読み取る力】を養って行くのに良いアニメやドラマなどが、たくさんあるのではないかと思います。

もしおすすめのものなどご存知の方がいらっしゃったら、ぜひコメント欄にて教えていただけますと嬉しいです。

それでは今日はここまで。ありがとうございました。

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このブログをかいている人

タマオです。2021年度の息子の中学受験に向けて親子で奮闘中!中学受験同士であるあなたのお役に立てる記事を一つでも多く書き記していけるよう、誠心誠意とり組んでまいります!